S1上級プログラム 開催しました。
※ 現在はコース受講の流れが変更されています。 詳細はこちら → 古式整体活法
今季から開催された上級セミナー。
伝統療法普及協会で古式整体セミナーを開催するようになり
レベル1 ( 基礎 ) ~ 3 ( 研究 ) まで修了された方が、お陰様で100名を超えました。
ありがとうございます。
今回はレベル1修了者向けに上級プログラムを開催させて頂きました。
その内容をレポート。
S1.プログラム ( スペシャルプログラム1 ) は
「 腰痛パターン7種 」 や 「 捻挫調整 」 など、各インストラクターの下で学んだ
レベルの実践パターンを 「 総導師 」に直接指導してもらう場です。
また総導師の臨床講話を通じて、急性腰痛や慢性腰痛の対処法など
今迄学んだ術理の再確認と、こつが伝授される機会を設けました。
手取り足取り手技を教わり、受講者さん一人一人に総導師自から
腰痛パターンの施術を行い肌で感じてもらいます。
S1プログラムの特徴は、【 本気の方をしっかりサポートする場 】
今回のセミナーで印象的だった総導師の言葉をいくつか取り上げてみます。
『 技術を習得することは、自分の米びつを満たしていくこと 』
その道を目指すのであれば、食い逸れないようにすることです。
現金治療だけで、患者さんもほとんど紹介者というスタイルを築きあげてきた総導師。
当時は HPなんかも無い時代ですし、まして宣伝もしなかったというので
いかに施術効果が凄かったか伺えます。
『 相手に満足を与える為の技術なのか、自分を満足させる為の技術なのか? 』
プロを目指すのであれば、技術を習得する意味あいも変わってきます。
それが 【 米びつを満たせる技術 】 なのでしょう。
また総導師はいつも 【 患者さんから教わることが大事 】 とします。
レベルの低いも高いも関係なく、積極的に経験を積む事。
【 能書きよりも、まずやってみること 】
経験を通して教わった事が、本人にとって一番役立つヒントになる。
それを得るには、実践するしか方法がありません。
そうすれば謙虚さ・感謝の気持ちも自然と身につくし、技術って
練習を重ねるしか上手くならないとすぐ気づくよと。
そうすることで 【 御陰さま 】 という世界にも意識がむいていく。
普段何気なく使う ” おかげさまで ” という挨拶。
これは誰に向けての言葉でしょうか?
日本語にはこういった陰語がところどころに使われています。
自分がそこに存在する廻り合せや、環境への感謝。
敬意の表しとしての言霊です。
” 本気 ” というのは、この言霊の意味に気づく事かもしれませんね。
相手あってこその自分。 自他共栄の精神が活法の礎。
それを上手に活用する方法が術理となるわけです。
総導師はシンプルに問いかけます。
私の経験を話すことで、疑似体験を踏むこと手本を見せることはできる。
コツを伝授することもいくらだって惜しまない。
但し、気づきを得る得ないは自分の行い次第。
『 だって治療で飯を喰うんだろ? 』
プロを目指す方への問いかけが印象的なセミナーでした。
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