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人体の構成力 『 テンセグリティモデル 』

5 5月 2010 No Comment

『 体の歪み 』 ・・・この言葉は施術に携わる者や、患者さんへのインパクトという点で
絶大なものがあります。 一般的な認識としては ” 骨が曲がっているから ” 体が歪む。

それを真っ直ぐにすれば症状も改善・・・とのことらしいですが
未だ骨格と筋肉などの軟部組織を別々の視点からみようとする傾向があります。

古式整体ではシンメトリーのような真っ直ぐは追求しません。

むしろ動いている中で的確な姿勢がとれることを第一とし、人体を構成する力を
『 構成力 』 と呼び、体と意識の連動性を重要視しています。

そこで今回紹介したいのが ” テンセグリティ ” といわれるモデル。

テンセグリティ ( tensegrity ) とは、tensional + integrity ( 張力の統合 )
という意味で バックミンスターフラー & ケネス・スネルソンによって命名された構造です。

tensegrity

テンセグリティにはふたつの力が働きます。 
それは輪ゴムと木の棒がそれぞれ引っ張る力と圧縮する力。

このふたつの力によってちょうど良い均衡を保つことができ、崩れることなく
立体のままでいられるそうです。

今までの生体力学では、人体は上下に重なってできた骨に筋肉が付着し、その筋肉が収縮することで
周りにある骨を引っ張って動かしているという概念が主流でした。

いわば骨が主体で筋肉は働きに関与するだけという考えです。

テンセグリティでは人体を  『 テント 』 のように捉え、筋肉などの軟部組織全てが
体の復元力・構成力に関与していると考えています。 

テントは主にポール ( 棒 ) とシート ( 布 ) そしてロープで作られている。

ポール ( 棒 ) がテント内の空間を確保し、シートとロープが多方向からポールを
引っ張り合うことでポールの位置を定めているという解釈。  

これと同様に、人体も全身に点在する骨を筋肉などの軟部織が引っ張ることで
その形を維持していると考えます。

tensegrity tensegrity

人の身体が一定のまとまりを保っていられるのは、軟部組織 
( 筋肉・筋膜・靱帯・腱・皮膚など ) が 骨、内臓の位置を保っているからです。

更に生きている人体には、意識や意念といったエネルギー的なバランスも関与しています。
これを古式整体では ” TRINITY ” つまり身体・心・環境の調和と捉えている。

テンセグリティシュミレーション

上のムニョムニョ動くアニメーションは、テンセグリティモデルが引っ張られると
どんな変化が起こるかシュミレーションしたものだそうです。 

全体に調和を保ちつつも流動している様子を見ることができますね。

アメーバみたいですが、人体を細胞単位で観ていくときっとこういう構造に
なっているのでしょう。

このように、体の歪みとは骨だけの問題ではなく、連動する一連の補正作用の表れと
古式整体では考えています。

整体とは人体のバランスを保とうとする 『 構成力 』 を整える事なのかもしれませんね。






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