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活法理論 「 気とは … 」 壱

31 1月 2013 No Comment

活法理論 「 気とは ... 」 


皆さん気功や経絡など 「  」 について、一度は何だろうと? 
思った事はありませんか!

「 お元気そうで、今日の天気は ・・・ 」 日常会話の至る所で、気という言葉が
用いられていますが、どうも治療の気となると特別感というか

摩訶不思議なものと捉えられる傾向にあるようです。

また、その定義も漠然としたものが多いのかもしれません。


「 漠然としたものからは漠然としたものしか生まれない 」


これは活法の考え方ですが、何事に対しても明確な答えを持っていたいというのが
本心ではないでしょうか …


「 気って何だと思います? 」

今回は数回に分けて、活法の気の定義のお話!


まず、この世の全てのものは原子まで辿れます。 今の科学での常識。


気と電子

この原子というのは、単純にすると真ん中にプラスの性質を持った核と
その周囲を回っているマイナスの性質を持った電子で構成されています。

この原子の集合体が人の身体であったり、この世の全ての物質。

ですから気とは、このマイナス電子が表面にあるようなものなんです。
活法ではそう考えています。

また、全てのものがこの原子でできているからこそ


「 気の調整 」 や 「 遠隔治療 」 といった事も可能なのではないでしょうか。


原子と原子の隣合わせは、密度の差こそあれ世の中全ての物質がつながっている。

そう考えると、物も人も今以上にみじかに感じますね。


では、このプラスの核とマイナスの電子の間の隙間。 この隙間は何でしょう?

すきまだから、何もないのでしょうか ・・・

活法では、この部分に意味があると考えています。


この隙間はプラスもマイナスもない世界、すなわち陰陽のバランスのとれた
丁度良い状態と考えているのです。

この考え方をもって気の調整を行う時、隙間はプラスもしくはマイナスの働きが
偏っているので身体に悪影響が出ていると考えます。


網目に目詰まりが起こった状態をイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。

では、どうすれば元の良い状態に戻すことができるでしょうか?

気の集合体すなわち人の身体は、網目( メッシュ構造 )と活法では考えました。

当然このメッシュ構造が 「 正常に戻ること 」 を考えて調整を行っていきます。


実際には 「 透し 」 という技法を用いますが、こうした考え方を持つて
施術にあたることを基本とします。

定義が曖昧では、漠然としたものしか生まれません。 

活法で考えている気の概念。 少しお分かり頂けたでしょうか?

次回に続きます。




庄田 元【 活法指圧講座 】 庄田 元 : gen.syhoda

1972年生まれ。伯父佐藤利吉の影響を受け浪越指圧を学ぶ。
その後、教員の道を進む中で碓井流活法「 古式整体 」に出会い
活法の理念に触れながら伯父から受け継いだ指圧の源流が
活法にあることに気付かせられる。 

「 活法指圧 」 を世に広めていきたく活動中。


按摩マッサージ指圧師 / 鍼灸マッサージ教員  【 大川学園医療福祉専門学校




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