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活法理論 「 中心と重心 」

24 3月 2013 No Comment

中心と重心


人は、地球という重力の井戸の中で生活しています。
また2本の足で立ち上がり、運動することで生きています。

そのため、何をするにも身体の重心を取りつづけなければ
適当に行動することはできません。

重心を整えながらも、身体の中心は移動して行動しています。


このように 「 中心 」 と 「 重心 」 は切っても切れない関係ですが
言い換えれば、中心の延長線上に重心があるとも言えます。

コマを例にとって考えてみましょう。

コマが綺麗に回転している時、まるでピタッと止まっているかのようです。
これは回転エネルギーによって、軸が中心となってバランスが整った状態。

その質量中心 ( 重心 ) は、地面と接している軸上にあります。

人は、コマのように1点に留まる訳にはいきませんので
どんな動きをしていても、安定して倒れないように
様々に重心バランスを移動させながら安定を保っている。


これは 「 無意識 」 的に重心を感知してバランスをとる感覚と
「 自発的 」 な意念をもって、静から動、動から静へと出力させる

身体の入出力の感覚が合わさったものですが
皆さんは、廊下に立たされた経験ってありませんでしたか?

最近はどうなのかわかりませんが、学校で叱られると
反省しなさいと昔は廊下に立たされたものです。

ただ、じっと立たされるのですが、これが、雑念もあってなかなかむず痒い。


試しに立って、じっとしてみて下さい。
中心と重心が定まっていないような感覚がしませんか?



身体がバランスを整えようと、細かく微調整しているはずです。

このバランスを整える働きがスムーズに行かなかったり
不都合があったらどうでしょう?

どこかに負荷がかかっているはずです。

腰痛、膝痛、肩こりなど、症状と言ったほうがわかりやすいでしょうか!
ですから活法の施術では、動いた状態の中で不都合がないように
結果を出すのが大事。 またそのように施術を組み立てます。


患者さんは、この中心と重心のバランス感覚が 「 ちぐはぐ 」 な状態。
そうとも考えられるのでは?



また、この中心と重心を整える意味には、陰陽の中心
すなわち 「 陰でも陽でもない状態 」 を含んでいます。 

ですから単に動きの中心を整えるというだけでなく、痛みや硬結を取る際にも
この作用は活かす事ができます。


さらには身体だけではなく、 「 心、精神面 」 においても
この中心 ( 芯 ) ( 神 ) は重要です。

「 何かをしよう、したい 」 そう思った時には、どうしたらそれを達成できるか
もう行動しているはず。 その思いが行動の中心となって迷いが無くなるわけです。

しかし、 「 何をしたらいいのか、分からない。 」 

迷っている時は、中心が定まっていません。 


これは 「 動心 – 不動心 」 にも発展する話なのですが
他人の意見がひどく気になったり、占いに頼ったりするのは何故でしょう …

心がフラフラしている状態ですよね。


こういう時、「 何でもいいから中心となるものを作ってしまう 」


活法では、あえてそのような手法を用いることもあります。

「 仕事にいきたくない! 嫌なことだからしたくない! 」 
心が拒否すれば、体は正常でも足がでなかったりしますよね。

でも、すきな事ならせっせと行う。 心と体の関係っておもしろいもので
子供の知恵熱なんて、聞いたことがありませんか?

ですから、精神面からのアプローチ、体からのアプローチ。
両方から誘導できるに越したことはありませんし、お互いは作用しあっていますので
体から整えても、精神面からアプローチしても良い。

それゆえに活法の調整は、体と心、まして環境面から中心や重心を整える術として
本人の活力を発揮できるように、安定を施すお手伝いとも言えます。

中心と重心を整えることは、安定を生み出し、それが安心につながると考えています。



庄田 元【 活法指圧講座 】 庄田 元 : gen.syhoda

1972年生まれ。伯父佐藤利吉の影響を受け浪越指圧を学ぶ。
その後、教員の道を進む中で碓井流活法「 古式整体 」に出会い
活法の理念に触れながら伯父から受け継いだ指圧の源流が
活法にあることに気付かせられる。 

「 活法指圧 」 を世に広めていきたく活動中。


按摩マッサージ指圧師 / 鍼灸マッサージ教員  【 大川学園医療福祉専門学校




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