身体変化を起こさせる! 身近な活法理論1
活法理論には様々なものがあることをお伝えしたくて
代表的な 「 活法理論 」 を掲載してきました。
まだまだ、多くの理論があります。
しかし、このブログを読まれている方は
「 理論よりも、臨床に活かせる方法が知りたいっ!! 」
そう思われているのかもしれません。
そこで、今回より活法理論を応用した 「 身体変化を起こさせる方法 」
紹介していきたいと思います。
「 中心と重心1 」
碓井流活法では、中心 = 安定した陰陽が成立した状態と考えています。
そこで不安定な身体のバランスに、中心をつくることで安定させる方法となります。
1.肩幅で立った状態の方を、前後左右から均等な力で押し、その動揺の具合を確認。
2.正面から右回りしてもらい、正面で停まる。
3.正面から左回りしてもらい、正面で停まる。
4.最後に深呼吸を1回。 たったこれだけ!
5.再度、前後左右から押して確認すると ・・・ あれ? なんか踏ん張れる~。
という感じ。
これは宇宙のエネルギーの法則がもとになった考え方ですが、右回り左回りの
( 回転運動 ) が、身体にどのような影響を与えているか?
簡単に体験できますので、新しく始まった 古式整体セミナー で
受講者さんに試して貰いました。
たったこれだけの事で変化が起こる! まずは其のことを実感して貰うのに
うってつけで、確認テストをしっかり行う為の練習にもなります。
凄く簡単なのですが、実は身体のバランスを観ていく奥深~いヒントを含んでいます。
また、重心から安定を生み出す方法もあります。
碓井流活法では、重心 = 中心の延長線上にあるものと考えていて
立位を例にとると、中心は丹田の位置で重心は足元となります。
立った状態で身体を支える足元をより細かく観ていくと ・・・
「 母指球・小指球・踵 」 の3点で支えていることが分かりますね。
そこで、この3点がしっかりすれば身体は安定するはずです。
1.肩幅で立った状態の方を、前後左右から均等な力で押し、その動揺の具合を確認する。
( ※ テストは先程と同じです )
2.うつ伏せになってもらい、相手の足首あたりを自分の腿の上に乗せます。
3.足の裏に縦に溝ができるように、両手でしぼるように把握。
4.深呼吸をさせて、吐き終わったらそっと手を離しましょう。
5.再度、前後左右から押して確認すると ・・・ あれ? なんか踏ん張れる~。
という感じです。
足元の3点が明確になるだけで、どういう変化が起こるか?
カメラの三脚で考えたら単純明快なイメージがもてると思います。
ひとつひとつ、また、部分部分の調整法であっても、それがどのような意味で
調整をおこなっているのか?
わかりやすく理解していく事ってだいじですよね。
碓井流活法の特徴は患者さん参加型!
「 テスト > 調整 > 再テスト 」 の必要性は
脳にインプットさせるという目的があるからです。
これらを使えば、皆さんも活法使いの仲間入りです。
ぜひ一度お試しください。
・ 古式整体セミナーはこちら
・ 活法指圧セミナーはこちら
【 活法指圧講座 】 庄田 元 : gen.syhoda
1972年生まれ。伯父佐藤利吉の影響を受け浪越指圧を学ぶ。
その後、教員の道を進む中で碓井流活法「 古式整体 」に出会い
活法の理念に触れながら伯父から受け継いだ指圧の源流が
活法にあることに気付かせられる。
「 活法指圧 」 を世に広めていきたく活動中。
按摩マッサージ指圧師 / 鍼灸マッサージ教員 【 大川学園医療福祉専門学校 】
ブログランキング参加しました。
クリックお願いします。
コメントを書き込む!