活法臨床レベル1へ向けて 7月開催申し込み
本日、事前申し込みの特典としてはじめた予習会3日目を終えました。
活法を学ばれた先輩方や、インストラクターさんも復讐を兼ね
遊びに来ていただきご協力ありがとうございます。
7月からは臨床レベル1の開催となりますが、やはり3日間余裕を
持って望めると、技をかける際のポジションの重要性であるとか
導引術、操法、固定術など、体験してみた上で臨床レベル1の
「 ボディバランス論 」 が学べますので、短期集中とはいえ
受講者さんも手技の多さにアタフタせずに、本コースの内容を
理解して頂けるかと思われます。
お忙しくて時間を避けない方や、遠方よりお越しの方は是非
事前の特典をご活用くださいね! 絶対お得ですので。
現に今回、本コースで学ぶ 「 腰痛・肩凝り・膝痛への手技 」 から
ピックアップして導引・操法などを行いましたが、予習会最終日には
それらを組み合わせて 「 一連の施術 」 を行なってみる事ができました。
もちろん一手一手の習熟度は、まだ3日目ですから完成度を求める
ものではないですし、それよりもこれから碓井流活法の
「 ボディバランス論 」を学んで行く上で、土台となる足元からの
影響がどう身体に現れるか? 建築学的な身体の観方や
膝、骨盤、脊柱などへ波及する 「 歪み 」 の事。
また、症状を引き起こす要因などを理解するきっかけになればと
本コースで活法理論に触れる前ですが、今回はランニングの着地の際などに
起こっている 「 プロネーション 」 を例に挙げて
どのような歪みの連鎖が起こりやすいのか? どこに負荷がかかりやすいか?
その差取りはどう活法で行なうのか?
受講者さんに、一連の施術として経験して貰おうという試みです。
プロネーションに関してはこちらの 動画
オーバープロネーションとは、足部の過回内(外反足)=足部のアーチが無い偏平足の状態で
膝~腰などへの故障の要因とされてます。
負荷の要因を考えてみると、中足骨のアーチが崩れたことにより下腿は内旋し
その負荷が膝、骨盤へと波及することは容易に推測できます。
腰・肩・膝の3コースを各12時間で学ぶ活法臨床レベル1に沿ったテーマなので
予習会の最終日にとりあげてみました。
そして予習会で行なったのはこれらの手技!
足の支えとなる中足骨のアーチに固定エネルギーを与え
2.アキレス腱の牽引
アキレス腱の異常を正常化させ、身体を支えられるようにします。
3.下腿の外旋調整
膝が悪い方は中足骨が落ちて(偏平足)、下腿は内旋偏位を
起こしている場合が多いです。オーバープロネーションも同じ。
4.もも裏のツッパリ取り
ハムストリングスの奥にある硬結を緩めます。
5.膝裏の硬縮取り
腰の反射点と呼ばれる膝の裏側の固さを取る。
6.梨状筋の導引
骨盤を支える重要な奥の方にある筋を正常化させます。
7.内外腹斜筋の導引
身体をひねった状態で起こりやすい異常を解消します。
8.肩廻し
肩まわりまで影響が及んでいる場合に、肩甲骨の動きを改善させます。
9.腰を捻らない起こし方 / 立たせ方
腰を捻らないよう楽に正座になるように起きてもらう。
軽くスッと立ち上がれることで自信を持たせる。
10.肩井の牽引
頭の重さが無い状態で頸の回旋運動を行うことで、首まわりの
症状も改善。
このような手順や組み合わせで施術すると、プロネーションに関わらず、筋バランスが原因で
足元~膝~腰(体幹)~上半身へ影響を及ぼす症状にも
活法の施術で対応ができてしまいます。
はじめて一連の流れで施術されてみて、受講者さん約30分でした。
これだけでも、整体院などで行なわれている 「 全身調整コース 」ができてしまいますね!
本コースでは腰痛・肩凝り・膝痛対応の手技に加え、活法理論 がわかりやすいと評判の
庄田インストラクターが丁寧に解説しますので楽しみにしておいて下さい。
とかく手数の多い活法ですが、と同時にどう活用したら良いか?
先日インストラクターさんとお話していて、手技を習うだけだとなかなか
「 組み合わせの妙 」 に気づけないそうで、今まで臨床で悩む事も多かったそうだが
活法理論に触れておくと、ヒントになる事を思い出すのだとおっしゃっていた。
術と理を合わせてお伝えするのが、伝統療法普及協会主催の 「 碓井流活法 」 の特徴です。
今後もこのような取り組みで活法の魅力をお届けできるよう、協会、インストラクターさん共々
臨床レベル1へ備えたいと思っています。
日程 / 申し込み
古式整体 臨床レベル1 ( 6日間 ) 10:00~17:00
腰痛対応 7月 4日(土) ・ 5日(日)
肩こり対応 8月 1日(土) ・ 2日(日)
膝痛対応 9月 26日(土) ・ 27日(日)
会場 「 活法指圧研究会 : 東京都東村山市秋津町 」
申し込受付終了しました。
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