活法のトリビア
12 2月 2013
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筋整流法が伝える 腱引き療法入門―筋整流法が伝える奇跡の伝統秘伝手技
という本で紹介されている 「 立ち上がり運動 」 をみると
活法レベル1 を学ばれた皆さんなら、あれっと思うのでは?
本を読んでみましたら、エピソードがこれまた面白い。
なんでも、「 月刊 秘伝 」 に持ち込まれた 「 腱引き療法入門 」 の企画を
聞いた 「 柳生心眼流・島津兼治 」 さんが
「 それは、今まで私が使ってきた施術法だ! 」 と編集者に思わず言ったのだとか。
「 柳生心眼流 」 で受け継がれている 「 活法 」 の中には
「 腱引き 」 という言葉があるそうです。
系譜を辿っていくと、筋整流法を公開した 小口宣氏さんの師である
「 小林嘉一 」 先生の出身は心眼流が栄えた宮城県出身。
その先々代は東北地方で柔術を教えていた …
不思議な縁を感じたと。
活法は古流柔術の裏技として、各流派に残っていると思われます。
しかし立たせ方の技法が、ここまで似ているのには驚きました!
そういえば以前、庄田インストラクターが公民館で開催されている
講座にお呼ばれして頂いた時、「 剣道7段という居合の達人 」 から
「 その道に通ずるものがある 」 と仰ってくださったそうです。
活法のトリビアでした。

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