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施術効果と ・・「 痛みの科学 」

2 5月 2010 No Comment

一生懸命施術しているのに、思うような結果が出ない・・・なんで?



いったい ” カリスマ ” と呼ばれる治療家は何をやっているのか!

その秘密は 「 情動と痛み 」 の関係性にあるようです。

近年、西洋医学での研究では、病気が治っているにも関わらず ” 痛み “ だけが
残ってしまう  『 慢性的な痛み 』 が、大きな問題として取り上げられています。

これは痛みを長く我慢した状態が続いた結果、その間持続的に発せられた
痛みの信号 』 により、病巣が治癒した後でも 『 一種の記憶 』 として

脳や神経回路に刻み込まれてしまっている事も要因にあると、最近の研究で解ってきました。


つまり一種心理的な ” トラウマ “ です 。
この情動刺激は、いつしか ” 記憶 “ として脳で 『 認知 』 されるようになります。


痛みの悪循環


そしてこの回路が一旦定着されると、病気が治っているにも関らず
患者さんが些細な不安や恐怖感といった 『 情動 』 を抱くだけで

記憶として固定されてしまった神経回路が条件反射で 『 痛み 』 を発生させてしまう。

また動いたら痛むかも・・・怖いと思うと姿勢や動作を更に萎縮させる事につながる。

我々が良く目にする慢性痛には、こんな仕組みも関係しているようです。


そして、あなたが施術した患者さんの多くは、既にどこかで治療を受けた方
何度も他の治療院を渡り歩いているジプシー患者さんではありませんか?

このような場合、他店と同じような施術をしていても結果は出しづらいのが実情です。


あそこで受けた施術と同じか・・ こう患者さんに思われてしまったら

「 ここでは治らないかも 」 という、悪循環のスイッチを押したことになります。

まして誰に対しても同じような施術をほどこす所が多い。これも明白な事実・・・。

ですから施術にいろいろな技術の引き出しを持っていることが重要だと思います。

古式整体 ( 活法 ) に様々な施術方法が盛り込まれているのはこうしたケースに対応するためです。


たとえ素晴らしい施術方法でも、よそで効果が無いと思われてしまった施術で
効果を出すのは難しいもの …

次回は、カリスマは何をやっているか に続きます。

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