前回、活法の 「 気の概念 」 について少しお話しました。 気を出す、悪い気にあてられた。 ・・・ はたして 「 気は出したり入れたりするもの 」 でしょうか? 活法は気を用いるにも、皆さんが思い描くイメージとは 少し異なる点があるかもしれません。 活法では、「 気は誘導するものされるもの 」 という考えを持っています。
皆さん気功や経絡など 「 気 」 について、一度は何だろうと? 思った事はありませんか! 「 お元気そうで、今日の天気は ・・・ 」 日常会話の至る所で、気という言葉が 用いられていますが、どうも治療の気となると特別感というか 摩訶不思議なものと捉えられる傾向にあるようです。 また、その定義も漠然としたものが多いのかもしれません。
今回から、活法の理論をいくつか紹介していきたいと思います。
「 人間考察 」
皆さん。 人は何からできていると思いますか? 骨? 筋肉? 内臓? それとも、もっと細かくみて細胞? はては物質 … それだけではありませんよね。
肉体や身体には、心や精神が宿っています。
指圧を知っている方には、強く圧を入れるのに 「 体重をのせて 」 と、アドバイスする方は多い。 でも、よく考えてみて下さい。 体重をのせるといっても、親指1本に全体重をのせることができるでしょうか?
しかもそれを何時間も続けるなんて …
そんなことを続けていたら、当然指は曲がるでしょうし変形してしまいます。
浪越学園に通われる学生さん3名、鍼灸の学生さん 柔道整復師の方が活法指圧の体験会にいらっしゃいました。 手の使い方 …、身体の使い方は …、位置取りや体勢は? 基本的な指圧の押し方について、質問が多々あり それに答える形で、活法指圧を体験して貰えたかと思います。
このブログをお読みになって下さっている方で、興味ございましたら 気軽にご連絡頂けたらと思います。
前回「 指圧をするには、伸筋を使う 」 と説明しました。 今度は、伸ばす方向についてお話したいと思います。
その前に先日、介護のお仕事をされている方と鍼灸の資格をお持ちで 整骨院にお勤めの先生が、「 活法指圧 」 を体験。 感想を頂いたので、ご紹介させて下さい。
更新が少し遅れまして、申し訳ございませんでした。 自宅を改装して、ついに 「 活法指圧研究会 」 なる自分の道場が先日出来上がりました。 「 活法 」 と出会ってから、私の人生は素晴らしい流れです。 おかげさま。 だから皆さんに活法の魅力を少しでも伝えたい …
さて、本日は指圧する際にどんな力を活用するかというお話です。
一生懸命に指圧をすると、つい忘れがちな 「 身体の向き! 」 知らぬ間に身体をひねったり、無理な姿勢での指圧になっていませんか?
これは、施術しているスペースの問題もありますが 楽な姿勢から指圧を始めてしまうと、後で後悔する人も多いようです。
もっとはやく基本を教えて貰いたかった。 そのような声を良く聞きます。
伝統療法普及協会